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男子30代なる年(軌跡)
〜シンプル・サプライズ・フリー・セレブ・グルメ・本能のままに〜
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SMOとは Social Media Optimization
SMOとは Social Media Optimization

情報のハブになって働いているWebサイトが存在する。たとえば,YahooやGoogleもそうだし,価格コムやアットコスメ,amazonもハブの1つだといえる。

そんな中で注目されるハブの1つが,個人が運営する,いわゆる‘個人運営系ニュースまとめサイト(blog)’である。

SMOの戦術
SMOのポイントはたったの2つだ。

どうせネットでコンテンツを公開するなら,利用者が知人や他人に紹介したくなるようなコンテンツを持て
同じ内容のコンテンツでも,工夫次第で,より,「紹介したくなる」ものになる




Increase your linkability  
CGMからリンクされることを意識したコンテンツの内容と,形式を。内容は,「知人や他人に紹介したくなるようなコンテンツ」を目指すべきであり,形式はblogなど,リンクを張りやすくするのが有効。
Make tagging and bookmarking easy  
"add to del.icio.us"のように,ソーシャル・ブックマークへの追加ボタン(日本では「はてなブックマークなど」)を設置するとよい。ソーシャル・ブックマーク・サイト等では,テーマ毎のキーワード,いわゆる「タグ」をつけることがデフォルトなので,「タグ」が付けられることを意識し,1テーマ1ページを心がけると良い。  
Reward inbound links  
ブログでは,個別記事が,ずっと同じURLで公開されるようになっていて,これをパーマリンクと呼ぶ。リンク先のURLが時間と共に勝手にバック・ナンバーに入って換わってしまったりしないから,リンクをはる側からすれば安心である。リンクをはってもらいたいなら,変わらないURLが必要。コンテンツのURLが変わったり消えたりしては,なかなかリンクが張ってもらえない。  
Help your content travel  
YouTubeの動画ファイルは外部のblogから簡単に紹介できるよう,リンクのシステムが準備されている。紹介されやすくするためには,ある程度のシステム投資が必要であることの好例。
Encourage the mashup  
外部サイトで使ってもらいやすくするシステムが必要。たとえば,ニュースを自動収集しているサイトでは,RSSフィードを自動的に集めているところが多いので,RSSフィードを用意することも,もちろん有効。
まとめ
今後数年間,SEMの重要性は変わらないと筆者は考えている。SMOがSEMより重要になることは無いだろう。しかし今年以降,SMOを全く意識しないサイト作りというのは,徐々に時代遅れになってしまうに違いない。いかに使ってもらうかがサイト運営にとって重要であり,SMOは,サイトをしっかり使ってもらうための重要な戦術の一つであるといえる。
「人を動かす」より。
なんとなく、今日、読み返した、
「人を動かす」より。
大事なこと。

■人を動かす3原則
1.批判も非難もしない。苦情もいわない。
2.率直で誠実な評価を与える
3.強い欲求を起こさせる。

名言など
・この道は一度しか通らない道。だから、役に立つこと、人のためになることは今すぐやろう
 - 先へ延ばしたり忘れたりしないように。この道は二度と通らない道だから。
・どんな人間でも、何かの点で、わたしよりもすぐれているーわたしの学ぶべきものを持っているという点で。
・人間の行動は、心のなかの欲求から生まれる・・・だから、人を動かす最善の法は、まず、相手の心のなかに強い欲求を起こさせることである。
 まず自分にたずねてみることーどうすれば、そうしたくなる気持ちを相手に起こさせることができるか?
・成功に秘訣というものがあるとすれば、それは、他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力である。(ヘンリー・フォード)
・自己主張は人間の重要な欲求のひとつである。


■人に好かれる六原則
1.誠実な関心を寄せる
2.笑顔で接する
3.名前は、当人にとって、もっとも快い、もっともたいせつなひびきを持つことばであることを忘れない。
4.聞き手にまわる。
5.相手の関心を見抜いて話題にする。
6.重要感を与えるー誠意をこめて。


名言など
・友をつくりたいなら、まず人に尽くすことだ。
・友をつくりたいなら、他人を熱意ある態度でむかえることだ。
・物ごとには、本来、善悪はない。ただわれわれの考え方いかんで善と悪とが分かれる。(シェークスピア)
・およそ、人は、幸福になろうとする決心の強さに応じて幸福になれるものだ(リンカーン)
・よい習慣は、わずかな犠牲をつみかさねることによってつくられる。
・あなたの話し相手は、あなたのことに対して持つ興味の百倍もの興味を、自分自身のことに対して持っているのである。
・常に相手に重要感を持たせること。
・人と話をするときは、その人自身のことを話題にせよ。そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる。


■人を説得する十二原則
1.議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける。
2.相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。
3.自分の誤りをただちにこころよく認める。
4.おだやかに話す。
5.相手が即座に”イエス”と答える問題を選ぶ。
6.相手にしゃべらせる。
7.相手に思いつかせる。
8.人の身になる。
9.相手の考えや希望に対して同情を持つ。
10.人の美しい心情に呼びかける。
11.演出を考える。
12.対抗意識を刺激する。


名言など
・議論に負けても、その人の意見は変らない。
・憎しみは、憎しみをもってしては永久に消えない。愛をもってしてはじめて消える。
・人にものを教えることはできない。みずから気づく手助けができるだけだ。
・一ガロンの苦汁よりも一滴の蜂蜜を用いたほうが多くの蠅が取れる。(リンカーン)
・敵をつくりたければ、友に勝つがいい。味方をつくりたければ、友に勝たせるがいい。
 -人間はだれでも、友よりすぐれている場合には重要感を持ち、その逆の場合には、劣等感をもって羨望や嫉妬を起こすからである。
・河や海が数知れぬ渓流のそそぐところとなるのは、身を低きに置くからである。そのゆえに、河や海はもろもろの渓流に君臨することができる。
 同様に、賢者は、人の上に立たんと欲すれば、人の下に身を置き、人の前に立たんと欲すれば、人のうしろに身を置く。
 かくして、賢者は人の上に立てども、人はその重みを感じることなく、人の前に立てども、人の心は傷つくことがない。
 (老子)。
・人を扱う秘訣は、相手の立場に同情し、それをよく理解することだ。
・自分の意見を述べるだけでなく、相手の意見をも尊重するところから、話し合いの道が開ける。
 まず、話し合いの目的、方向をはっきりさせて、相手の身になって話を進め、相手の意見を受け入れて行けば、こちらの意見も、相手は受け入れる。


・成功者はみはゲームが好きだ。自己表現の機会が与えられるからだ。存分に腕をふるって相手に打ち勝つ機会、これが、
 いろいろな競争や競技を成立させる。優位を占めたい欲求、重要感を得たい願望、これを刺激するのだ。


■人を変える九原則
1.まずほめる。
2.遠まわしに注意を与える。
3.まず自分の誤りを話したあと相手に注意する。
4.命令をせず、意見を求める。
5.顔をたてる。
6.わずかなことでも惜しみなく心からほめる。
7.期待をかける。
8.激励して、能力に自信を持たせる。
9.喜んで協力させる。

名言など
・人を変えようとして、相手の心のなかにかくされた宝物の存在に気づかせることができたら、単にその人を変えるだけでなく、
 別人を誕生させることすらできるのである。
・批判によって人間の能力はしぼみ、励ましによって花開く。
・人を変える必要が生じた場合、つぎの事項を考えてみるべきだ。
 1.誠実であれ。守れない約束はするな。自分の利益は忘れ、相手の利益だけを考えよ。
 2.相手に期待する協力は何か。明確に把握せよ。
 3.相手の身になれ。相手の真の望みは何か?
 4.あなたに協力すれば相手にどんな利益があるか?
 5.望みどおりの利益を相手に与えよ。
 6.人にものをたのむ場合、そのたのみが相手の利益にもなると気づくように話せ。


■幸福な家庭をつくる七原則
1.口やかましく言わない。
2.長所を認める。
3.あら探しをしない。
4.ほめる。
5.ささやかな心づくしを怠らない。
6.礼儀を守る。
7.正しい正の知識を持つ。

記憶喪失になっても思い出したいマーケティング7つの原則とは?
┃--「仕事のヒント」神田昌典365日語録--     No.94
キーワード:
記憶喪失になっても思い出したい
マーケティング7つの原則とは?

解説:
1.緊急性
2.限定
3.反応方法の多様化(ファクス、メール、電話・・等々)
4.直感的な分かりやすさ
5.思い切った保証
6.明確な指示
7.お客様の声
■神田昌典公式サイト
http://www.kandamasanori.com/
飲み対応
この時期だけに、二日酔い対策を調べてたら、
ホットペッパーの
飲み会なんでも研究所なるものが。

二日酔いになってしまったら

◆水やお茶、スポーツドリンクなどで水分補給し、
 排尿を促してアルコールが体外へ排出されるようにしよう。
 さらに、ぬるめのお風呂に浸かって、
 汗をかいて新陳代謝を活発にすることも大切。

◆体内に摂り入れることで、アルコールを外に出すはたらきを促進する食べものもあるよ!
おたすけフードはコレ! 何が効くの? だから効く!
・カキ、リンゴ、グレープフルーツ:果糖
・卵:システイン
・ゴマ:セサミン
肝機能が促進されて、アルコールを体の外に出すはたらきが活発に。果物はジュースでもOK。飲みやすいからオススメだよ。

・大豆:コリン
肝臓に入ったアルコールがエネルギーとして体内にたまるのを防ぐ働きがあるよ。お味噌汁を飲むのもオススメ。

情報とは
情報とは、なんだろうかと思って調べてみた。
情報に、価値を付加して(個々のニーズにあった)提供する
マッチングさせる仕組みが必要。

Wikipedia情報化社会

■リクルート経営理念
企業理念と経営3原則
5000名の約束その1、企業理念と経営の3原則

企業理念
私たちは常に社会との調和を図りながら
新しい情報価値の創造を通じて
自由で活き活きした人間社会の実現を目指す

経営の三原則
新しい価値の創造
私たちは、時代の変化を先取りし柔軟に対応することで、新しい情報価値を生み出す。これを社会に提示し、社会のニーズを最大限に充たしていく。
個の尊重
私たちは個人の存在を尊重する。各人の持てる個性が最大限発揮されるよう積極的に支援するとともに、社会における個の存在に価値を置く。
社会への貢献
私たちは常に企業行動・事業活動を通じて社会に貢献し、豊かな人間社会の発展に努める。



■Google検索結果:http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLJ,GGLJ:2006-23,GGLJ:ja&q=%e6%83%85%e5%a0%b1%e3%81%a8%e3%81%af

そのひとつから: http://cookie.geijutsu.tsukuba.ac.jp/info_design/basic/tomorrow04.html
普段、なにげなく「情報」という言葉を使っている。情報に囲まれているとか、情報が溢れているとか。これは新聞や雑誌、テンビやラジオ、携帯電話やWebページなどの情報メディアが氾濫している状況をいっている。しかし情報とはメディアのことではなく、そこから送り出される内容のことを指している。目や耳から入った「ことがら(知識)」で興味を抱いたり、判断を促したり、行動を起こさせたりする、そうした「ことがら(知識)」を情報といっている。  情報という言葉は英語のinformationの訳語として明治時代に生まれた言葉なのである。当時は特殊な用途での言葉であったと思われるが、現在では日常的に広範囲な場面で頻繁に使用される言葉である。特に70年以降、情報という言葉の使用が増えたようである。「情報」とひとくちでいうが、その使われている意味には4つある。

ひとつは「収集される事象(intelligences)」で、知識や知性の源となるものである。アメリカのCIA(Central Intelligence Agency)のIである。スパイが集める情報はこれである。
次に「発信される事象(information)」で本来的な意味である。英語のinformationのinformとは「伝える」という動詞である。そのformは元来「形づくる」ことを意味している。理解できる形(form)にすることがインフォメーションである。
3つめは「蓄積される事象(data)」で、すでに日本語にもなっているデータのことである。

4つめの情報は「情報化」という言葉になった時の「情報」である。「情報インフラ」とか「情報通信」とかでも表れる「情報」である。この場合の情報は、デジタルやコンピュータ処理と情報インフラまでもが含まれ、サイバースペースおよびITを指している。この4つめの情報が現在の状況を表わしている。

発信された情報を受信したものが理解してはじめてコミュニケーションは成立するのである。コミュニケーションとは一方通行ではなく、受信者が理解することが重要なのである。現在の情報の多さは単にデータとしての情報が多い状況を指しているにすぎない。膨大なデータから必要とする情報を得るには、わかりやすくコミュニケーションを成立させる必要がある。わかりやすいコミュニケーションのためのデザインが情報デザインなのである。

木村浩(情報デザイン/筑波大学芸術学系)


アイレップとクロス・マーケティング、「モバイル検索ユーザの検索行動調査」結果を発表
アイレップとクロス・マーケティング、「モバイル検索ユーザの検索行動調査」結果を発表
アイレップとクロス・マーケティングは11月21日、携帯電話利用者の検索行動調査の結果を発表した。この調査では、おもに携帯電話での「キーワード検索の利用状況」に関して分析している。

調査結果の要約

キーワード検索について
キーワード検索を利用するモバイル検索ユーザーの半数以上が3ページ以上閲覧している
キーワード検索を利用するモバイル検索ユーザーの約8 割が複数回におよぶ再検索をしている
再検索時「複数の検索エンジンを使い分ける」モバイル検索ユーザーは1割弱
キーワード検索では、「平均3〜5回の検索回数」で欲しい情報を見つけている
ジャンル別のサービス利用状況について
【携帯コンテンツ】最も利用率の高いサービスは、「着メロ・着うた」などの「携帯コンテンツ」
【商品情報】商品購入経験者は25%以上
【エンターテインメント】ニュース等の日常生活での情報収集ツールとして定着
【情報サービス】人材サービスとモバイル検索ユーザーとの親和性は高い
【全体】携帯電話でのサービス利用率は増加傾向に
ドラッカー氏が指摘する「ITより重要なもの」
ドラッカー氏が指摘する「ITより重要なもの」

ITは重大な変化ではない
もっとも重要なのは、「労働力構造の変化」と「人口」です。

人口変化が多国籍企業を変える
ですから私は、労働力の変化は情報の変化より重要、と言いたいのです。情報やITはツールに過ぎません。専門性を持つナレッジ・ワーカーの仕事内容に経営側は口出しできません。逆にナレッジ・ワーカーが経営側に教える立場なのです。マネジメントにとっては、こうしたナレッジ・ワーカーを一つのワーク・フォースにまとめ上げることが重要なのです。

金でつることはできない
 我々はナレッジ・テクノロジストの価値について十分認識しています。彼らにとって、もっとも重要なことは、彼らの専門分野と知識分野、そして継続的な学習に敬意を払うことです。従来の組織構造の中で、そうした能力を管理職へ昇進するチャンスとして活かす試みがありましたが、彼らはそういったことに興味を示しません。

 同時に、組織の方向性や基本戦略および基本的価値観を決定し、対外的に組織を代表する強力なトップマネジメントの重要性が、ますます増えてきています。これまでのところ、そうしたトップマネジメントは徐々に現れてきてはいますが、まだ十分ではありません。

オートメーションの真の意味
テクノロジーがオートメーションを実現し、その結果として、ナレッジ・ワーカーの台頭を後押ししている側面があります。この傾向は、ほぼすべての組織で見られることと思います。

もっとも重要な「外部情報」
もっとも重要な外部情報の一つが「非顧客(ノン・ユーザー)」の情報です。
自分の顧客、自分の市場、見込み客、見込み市場、競合会社の情報。もっとも難しいこととして、最新かつ今までと異なるテクノロジーの情報が必要になります。
トップは、外部の情報を必要とし、外部の情報を体系化すべきなのです。しかし、ビジネス界において外部情報の体系化に真剣に取り組んでいる人や企業はまだ非常に少ない、これが現実です。

 外部の情報として、関係会社、協力会社の情報も重要です。どの会社も関係会社と一つのグループとして仕事ができます。そして関係会社はこれまでに最高の仕事をしてきました。日本の大企業にいる私の友人は経済のすべてのサプライチェーンを知り尽くしており、どこでどの活動をすれば、最低限のコストで最高の品質を得られるかを知っています。
外部の情報は全く混沌としています。それを得るには、自ら外へ出て実際に見て、検証することです。報告書に頼るのではなく、時間をかけて消費者を見ることです。

インターネットの可能性
変化は常に顧客ではなく、非顧客の間に起こっています。新しい顧客は購入方法も違います。そしてそれが新しい市場となります。ですから何よりも非顧客を観察する必要があるのです。

CIOは新しい機能ではない
何か公式に当てはめるのではなく、CEO自身が企業の性質に応じてトップマネジメント・チームを構築すればよいのです。

経営トップは気付きが必要
組織のためではなく、トップマネジメントのための体制作りが必要なのです。そこには特定の原則が存在します。最初にチャンスに焦点を絞り、次に問題に対処するという報告の仕組みを持つことは良い考え方です。
経営側にとって最も困難なことは、市場の変化を認識することです。

中国の強みと弱み
中国の最大の弱点は教育を受けた人材が不足している点です。中国全土には十数億人もの人がいますが、大学教育を受けた者は人口の10分の1にも満たない。膨大な、良く訓練された生産性の高い労働力をどのように中国で活用するか、そしてマネジメントの仕事に耐える高等教育を受けた人材が不足している問題をどう解決するか。この二つが中国の大きな課題です。
マネジメントや技術者といった人材は非常に不足しています。我々はその点をうまく活用する方法を学ぶ必要があります。そして一つだけ避けなければいけないことがあります。初めての製品を中国で発売しないことです。売るのは完全に成熟した製品のみにすべきです。

 なぜなら中国人は製品の改良に慣れていないからです。彼らはその製品をどう生産するべきか正確に理解しています。いったん生産し始めたら、彼らは非常に巧く作りますが、それを改良することはありません。したがって、製品を中国市場に適合させる必要はありますが、改変はごくわずかに留めるべきです。

日本へのメッセージ
日本は移行期にあるのです。終身雇用、年功序列、系列といった、過去50年間の日本において非常に良く機能していた制度は変化の途中にあります。行き着く先はまだ分かりません。

 日本には世界市場でも非常に高い競争力を持つ企業がいくつかあります。しかし大部分の日本企業は国内企業です。そしてこれらの企業は、目覚しい速さで競争の仕方を学んでいます。日本企業は労働コストで競争することはできません。しかし労働生産性で競争することは可能です。現在、日本の大企業数社の生産性は、他国の会社、米国企業やドイツ企業の生産性を大きく上回っています。あなた方はこれを武器に戦うのです。あなた方は中国と比較して、1時間当たり3倍から4倍の仕事結果を得られるでしょう。

すべての企業は、何が自らの一番の強みはなのかをじっくり考える必要があります。世界で自分達が一番になれる分野は何かということです。何か一つ、小さなことでいいのです。皆多くのことで一番にはなれません。それは何でしょうか。何が自分達を差別化し、傑出した存在にできるでしょうか。
ドラッカー氏が指摘する「ITより重要なもの」
ドラッカー氏が指摘する「ITより重要なもの」

ITは重大な変化ではない
もっとも重要なのは、「労働力構造の変化」と「人口」です。

人口変化が多国籍企業を変える
ですから私は、労働力の変化は情報の変化より重要、と言いたいのです。情報やITはツールに過ぎません。専門性を持つナレッジ・ワーカーの仕事内容に経営側は口出しできません。逆にナレッジ・ワーカーが経営側に教える立場なのです。マネジメントにとっては、こうしたナレッジ・ワーカーを一つのワーク・フォースにまとめ上げることが重要なのです。

金でつることはできない
 我々はナレッジ・テクノロジストの価値について十分認識しています。彼らにとって、もっとも重要なことは、彼らの専門分野と知識分野、そして継続的な学習に敬意を払うことです。従来の組織構造の中で、そうした能力を管理職へ昇進するチャンスとして活かす試みがありましたが、彼らはそういったことに興味を示しません。

 同時に、組織の方向性や基本戦略および基本的価値観を決定し、対外的に組織を代表する強力なトップマネジメントの重要性が、ますます増えてきています。これまでのところ、そうしたトップマネジメントは徐々に現れてきてはいますが、まだ十分ではありません。

オートメーションの真の意味
テクノロジーがオートメーションを実現し、その結果として、ナレッジ・ワーカーの台頭を後押ししている側面があります。この傾向は、ほぼすべての組織で見られることと思います。

もっとも重要な「外部情報」
もっとも重要な外部情報の一つが「非顧客(ノン・ユーザー)」の情報です。
自分の顧客、自分の市場、見込み客、見込み市場、競合会社の情報。もっとも難しいこととして、最新かつ今までと異なるテクノロジーの情報が必要になります。
トップは、外部の情報を必要とし、外部の情報を体系化すべきなのです。しかし、ビジネス界において外部情報の体系化に真剣に取り組んでいる人や企業はまだ非常に少ない、これが現実です。

 外部の情報として、関係会社、協力会社の情報も重要です。どの会社も関係会社と一つのグループとして仕事ができます。そして関係会社はこれまでに最高の仕事をしてきました。日本の大企業にいる私の友人は経済のすべてのサプライチェーンを知り尽くしており、どこでどの活動をすれば、最低限のコストで最高の品質を得られるかを知っています。
外部の情報は全く混沌としています。それを得るには、自ら外へ出て実際に見て、検証することです。報告書に頼るのではなく、時間をかけて消費者を見ることです。

インターネットの可能性
変化は常に顧客ではなく、非顧客の間に起こっています。新しい顧客は購入方法も違います。そしてそれが新しい市場となります。ですから何よりも非顧客を観察する必要があるのです。

CIOは新しい機能ではない
何か公式に当てはめるのではなく、CEO自身が企業の性質に応じてトップマネジメント・チームを構築すればよいのです。

経営トップは気付きが必要
組織のためではなく、トップマネジメントのための体制作りが必要なのです。そこには特定の原則が存在します。最初にチャンスに焦点を絞り、次に問題に対処するという報告の仕組みを持つことは良い考え方です。
経営側にとって最も困難なことは、市場の変化を認識することです。

中国の強みと弱み
中国の最大の弱点は教育を受けた人材が不足している点です。中国全土には十数億人もの人がいますが、大学教育を受けた者は人口の10分の1にも満たない。膨大な、良く訓練された生産性の高い労働力をどのように中国で活用するか、そしてマネジメントの仕事に耐える高等教育を受けた人材が不足している問題をどう解決するか。この二つが中国の大きな課題です。
マネジメントや技術者といった人材は非常に不足しています。我々はその点をうまく活用する方法を学ぶ必要があります。そして一つだけ避けなければいけないことがあります。初めての製品を中国で発売しないことです。売るのは完全に成熟した製品のみにすべきです。

 なぜなら中国人は製品の改良に慣れていないからです。彼らはその製品をどう生産するべきか正確に理解しています。いったん生産し始めたら、彼らは非常に巧く作りますが、それを改良することはありません。したがって、製品を中国市場に適合させる必要はありますが、改変はごくわずかに留めるべきです。

日本へのメッセージ
日本は移行期にあるのです。終身雇用、年功序列、系列といった、過去50年間の日本において非常に良く機能していた制度は変化の途中にあります。行き着く先はまだ分かりません。

 日本には世界市場でも非常に高い競争力を持つ企業がいくつかあります。しかし大部分の日本企業は国内企業です。そしてこれらの企業は、目覚しい速さで競争の仕方を学んでいます。日本企業は労働コストで競争することはできません。しかし労働生産性で競争することは可能です。現在、日本の大企業数社の生産性は、他国の会社、米国企業やドイツ企業の生産性を大きく上回っています。あなた方はこれを武器に戦うのです。あなた方は中国と比較して、1時間当たり3倍から4倍の仕事結果を得られるでしょう。

すべての企業は、何が自らの一番の強みはなのかをじっくり考える必要があります。世界で自分達が一番になれる分野は何かということです。何か一つ、小さなことでいいのです。皆多くのことで一番にはなれません。それは何でしょうか。何が自分達を差別化し、傑出した存在にできるでしょうか。
ソーシャルメディアでビジネスを動かす(前編)――注目されるSMOとは?
ITmedia エンタープライズ:ソーシャルメディアでビジネスを動かす(前編)――注目されるSMOとは?
「SMOの5つのルール」のあらましは、おおよそ次のようになる。 1. コンテンツへのリンクを増加させる  他からリンクされやすいよう工夫することが最も重要なことで、それにはブログで情報公開することが効果的。また、ホワイトペーパー(製品・サービスの優位点や最新情報、技術解説などをドキュメント化したもの)の作成や、あちこちに散らばった情報を集めて統一フォーマットにすることも有効。 2. タグやブックマークを容易にする  ソーシャルタグやソーシャルブックマークに登録してもらいやすいよう、自社のWebページにそれらサービスへの登録ボタンを配置しておく。 3. リンクを張ってくれたメディアに報いる  ほかからリンクがされると、自社のブログ(もしくはWebサイト)は検索の上位にランクされやすいため、各情報にはパーマリンク(個別のURL)を設けて閲覧しやすいようにする。また、最近リンクをしてくれたメディアをサイト上で紹介して報いることも大切なマナー。 4. コンテンツを伝播させる  自社サイトにPDFや映像・音声ファイルなどを置き、それらを自由に活用してもらう。それにより、より多くのメディアに情報が到達し、結果的に自分のサイトへリンクが誘導されてくる。 5. マッシュアップを奨励する  他のメディアが情報をマッシュアップしやすいよう、コンテンツをオープンにする。また、RSSなどを利用すれば、自社サイトへのトラフィックが増大する。
ソーシャルメディアでビジネスを動かす(前編)――注目されるSMOとは?
ITmedia エンタープライズ:ソーシャルメディアでビジネスを動かす(前編)――注目されるSMOとは?
「SMOの5つのルール」のあらましは、おおよそ次のようになる。 1. コンテンツへのリンクを増加させる  他からリンクされやすいよう工夫することが最も重要なことで、それにはブログで情報公開することが効果的。また、ホワイトペーパー(製品・サービスの優位点や最新情報、技術解説などをドキュメント化したもの)の作成や、あちこちに散らばった情報を集めて統一フォーマットにすることも有効。 2. タグやブックマークを容易にする  ソーシャルタグやソーシャルブックマークに登録してもらいやすいよう、自社のWebページにそれらサービスへの登録ボタンを配置しておく。 3. リンクを張ってくれたメディアに報いる  ほかからリンクがされると、自社のブログ(もしくはWebサイト)は検索の上位にランクされやすいため、各情報にはパーマリンク(個別のURL)を設けて閲覧しやすいようにする。また、最近リンクをしてくれたメディアをサイト上で紹介して報いることも大切なマナー。 4. コンテンツを伝播させる  自社サイトにPDFや映像・音声ファイルなどを置き、それらを自由に活用してもらう。それにより、より多くのメディアに情報が到達し、結果的に自分のサイトへリンクが誘導されてくる。 5. マッシュアップを奨励する  他のメディアが情報をマッシュアップしやすいよう、コンテンツをオープンにする。また、RSSなどを利用すれば、自社サイトへのトラフィックが増大する。

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