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■戦略テーマ: 「Webはプラットフォームとなる」
■ユーザーメッセージ: 「自分の情報は自分でコントロールする時代」
■競争要因:
−「サービス」 ・・パッケージソフトではなくウェブで提供される便益
−「参加型アーキテクチャ」 ・・ユーザを協力者にする構造
−「スケーラビリティ」 ・・規模拡大時のリソース対効果を最大化
−「所有データ」 ・・再構成可能なデータソースとその可変性
−「デバイスフリー」 ・・PC・モバイル・TV・ウェアラブル
−「群衆の叡智」 ・・集められたユーザー体験データは最大の武器
Web 2.0の主たる構成要素と代表的なサービスは以下の7分類になる。
1.Folksonomy:
階層分類学でなく、ユーザーの手で自由に分類する思想
・・・Flickr, はてなブックマーク
2.Rich User Experiences:
AJAX,DHTML,Greasmonkey等を駆使し、ページ上で直感的操作
・・・Gmail,GoogleMap,goo地図
3.User as contributor:
ユーザー体験の蓄積をサービスに転化
・・・PageRank,eBayのユーザ評価,Amazonレビュー
4.Long tail:
ユーザーセルフサービスの提供でロングテールを取り込む
・・・Google Adsense
5.Participation:
ユーザー参加型開発、ユーザー生成コンテンツ
・・・ブログ,mixi
6.Radical Trust:
進歩的性善説、知のオープンソース
・・・Wikipedia、はてなダイアリーキーワード
7.Radical Decentralization:
進歩的分散志向、ネットワークの外部性
・・・Winny,BitTrrent
これらを踏まえ、敢えて「Web2.0とは」を定義するとすれば、
『Webをプラットフォームに位置づけ、オープン思想・ユーザー協力型・ネットワークの外部性活用といった、インターネットに深く親和したユーザーや事業者に支持されるWeb上サービスの次世代フレームワーク』
というところになるだろうか。